暑い夏の真っただ中、プラハからクールな新しい3Dプリンタをお届けします！新しいOriginal Prusa MK4Sは、高性能タービンを搭載した360°冷却、より高速なプリントスピード、より優れたプリントクオリティ、プリントのリモート管理用の新しいPrusaアプリ、皆様からのフィードバックに基づく品質向上、そしてメーカーやギーク向けに新しく2つの素晴らしいガジェットを提供します。さらに MK4Sは現在、「プラグ＆プリント」組み立て済プリンタ（箱から取り出して10分間のセルフテストを完了させればプリントが開始できる）、もしくは、プリンタの組み立てキットとして入手可能です。また、すぐに使えるMMU3ユニットを上に載せた完全組み立て済のバンドルもありますので、開梱後すぐにマルチカラープリントを開始できます。

  そしてもちろん、すでにMK4をお持ちの方は、新しくプリンタを購入する必要はありません。99米ドル／109ユーロ（消費税込）でアップグレードするだけで、新モデルのすべての新機能を手に入れることができます！MK4について初めてお聞きになる方のために、最初にMK4について簡単に説明したいと思います。MK4は瞬く間に当社の3Dプリンタ主力製品となりました。これまでに当社のプリントファームで4,000,000時間以上のテストが行われ、MK4の信頼性は極めて高くなっています（保証クレーム率は常に1％未満）。

私たちのプリンタは常に進化しています。MK4が発売された後、インスタントネットワークプリント、Gコードストリーミングと.bgcode圧縮ファイルフォーマットによるネットワーク転送の高速化、大幅に改善されたPrusa Connect、ファームウェアの品質向上（コールドプルウィザードなど）、ネットワーク機能を完全に作り直した無償アップデートを導入しました。もちろんMK3も、すでに6年以上もアップデートを受け続けています。チェコ共和国のプラハにある本社から、毎月約10,000台の3Dプリンタを直接出荷しており、米国での製造も開始しました。現在、50万台以上のPrusa3Dプリンタが使用されていますが、初期不良メンテナンスのために弊社に返送されるプリンタは月に20台程度です。信じられませんか？当社のTrustpilotスコアやGoogleレビューをご覧ください！ 😉 

さて、次は新作の紹介です！ 

簡潔に説明します！

昨年のモデルと比較して、MK4Sは冷却を完全に見直し、最高品質のプリント（耐久性と滑らかな表面の両立）と寸法精度を同レベルに維持しながら、より高速なプリントを可能にしました。 

しかし、実際にはいくつかの領域でさらにクオリティの向上に繋がりました。新しい高性能な360°クーリングにより、非常に急なオーバーハングのプリントが可能になりました。他のプリンタではすでに大量のサポートが必要になるような部分でも、MK4Sは簡単に見栄えの良いオーバーハング部をプリントすることができます。なぜそれが重要なのかというと、なぜなら、サポートが少なければ、時間（プリントの高速化）と材料（廃棄されるプラスチックが減る）の両方を節約でき、サポートを取り外すのがかなり面倒なフレキシブル・フィラメントでプリントしたい場合に、絶対的な恩恵を得られるからです。また、特にPETGのような素材では、表面品質がさらに向上します。 

さらに、MK4Sには、CHTテクノロジー（Computational Heat Transfer：計算伝熱）に基づいた、独自設計のハイフローノズルが標準装備されます。つまり、ハイフローノズルは、すでに持っていて、馴染みがある、好きな材料で、より速くプリントすることを可能にします。新しい「高速」ノズルを探す必要はありません。材料にもよりますが、流量は45～114％増加します。さらに、私たちはファームウェアとプリントプロファイルを微調整しました。そのため、これらすべてを組み合わせることで、MK4SはMK4よりも高速になり、同時にプリント品質もさらに向上することになったのです。また、ベースプラットフォームとしてMK4を使用しているため、MK4Sはその実績ある信頼性や、メンテナンスとアップグレードが容易なオープンデザインなどの利点をすべて受け継いでいます。 

 プリントのモニタリングとリモート管理のためのiOSとAndroidのネイティブPrusaアプリがリリースされ、スライサーを使わずにPrintablesから直接プロジェクトをプリントできるようになりました。このアプリはすでに各アプリストアで入手可能で、NFCをタップするだけでプリンタのWi-fiを設定できるという便利な機能もあります。

MK4Sのパーツの多くは、PCブレンドカーボンファイバーからのプリント、もしくは射出成型となりました。また、すべてのギークやハッカーのために、オプションのGPIO「ハッカーボード」と3Dプリンターギークのための加速度計アドオンという、2つの新しい素晴らしい追加機能をご紹介します。  というわけで、これが新しい追加機能とイノベーションの簡単な概要です。ご注文やアップグレードに関するご質問がたくさんあると思いますので、下のボックスに主な概要を記載しています：

これらは、小さな信頼性のアップグレードではなく、実に実質的なものだ。もっと詳しく知りたい方は、このまま読み進めてください。技術的な話をしよう！ 😉 

再設計された360°冷却

現在のソリューションに代わる新しいファンを探すのに長い時間を費やしました。というのも、MK4の冷却はすでに非常に優れていましたし、まったく新しいプリントファンを求めるには、満たすべき要件（重量、圧力、騒音、PWMなど）として多くの項目があったからです。Prusa Proの技術革新はデスクトップ・プリンタにも伝わると言ったことを覚えていますでしょうか？これは冗談ではありませんでした。産業用のPrusa Pro HT90を設計している間、私たちは本当に多くのことを学びました。 

新しいプリンタには、ゼロから開発された新しい360°冷却ソリューションが搭載されています。これは、再設計されたファンシュラウドを備えた高圧タービンを利用し、慎重に最適化されたエアフローで強力な冷却を実現するものです。私たちは、側面のブランケットファンのような他の多くのソリューションを検討し、テストしました。しかし、ブランケットファンでは、すべての側面から完全にカバーすることはできません（対象物自体がエアフローをブロックする可能性もあります）。しかし、強力なエクストルーダー搭載ファンなら、冷却を必要な場所に正確に向けることができます。 

新型ファンは旧型ファンよりもかさばるように見えますが、ネクストルーダーの重量はほとんど変わっていません。ファンのモデルとその位置は、仮想気流シミュレーションを含む数ヶ月の研究の後、慎重に選ばれました。その位置は、ノズルを冷やしたり、熱風をヒートシンクの方に吹き返したりしないように正確に計算されています。新しいタービンは、ほとんどの場合、最大回転数の60～70%（特定の状況でのみ100%）で動作するのに十分なパワーを備えているため、旧モデルと比較してはるかに高いパフォーマンスを発揮しながらも、非常に静かです。 

新しい冷却設計は、非常に急なオーバーハング（モデルの形状によっては75°まで）でも楽にプリントできるため、非常に複雑なモデルでもサポートなしでプリントでき、時間と材料の両方を節約できます。背の高い薄いオブジェクト（塔やミニチュア戦士の手に持つ槍など）をプリントするときはいつも、局所的にプリントが難しかったかもしれません。ノズルが1つの場所に長く留まると、すでに堆積した材料の一部が溶けてしまう傾向がありました。より強力な冷却システムを使えば、このようなパーツの品質はずっと良くなります。 

新しいハイフローノズル

MK4Sは、CHT技術に基づく新しいカスタムメイドの高流量ノズルを特徴としています。材料にもよりますが、体積流量は45～114パーセント増加します。 すでに述べたように、高流量ノズルは本質的に高速プリントを可能にします。なぜなら、ノズル内部の材料がより速く（より良く）溶けるため、体積流量の改善につながるからです。速くプリントしたいのであれば、単にエクストルーダーを速く動かすだけでなく、フィラメントを最適な融点まで持っていく必要があります。これができなければプリント自体は速く終わっても、レイヤー間の密着は極端に悪くなります。新しい高流量ノズルを使えば、すでに馴染みのあるフィラメントからでも、より多くの流量を得ることができます。高速化のためだけに特別なフィラメントに切り替える必要はありません。以下の表をご覧ください。様々なノズルモデルの違いを知ることができます。すべて標準的な材料で測定されているので、「高流量フィラメントで測定しました」という細かい字を探す必要はありません。 

ノズルの交換は非常に簡単で、2つの蝶ネジを緩めて（工具は不要）ホットエンドアセンブリ全体を取り外すだけです。また、3Dプリントしたアダプタ部品を使用してノズルだけを交換することもできます（所要時間は約30秒）。また、ネクストルーダーをあらゆるV6タイプのノズルに対応させるアダプターもご用意しています。 

スピードについて語ります！

微調整されたファームウェア、プリントプロファイル、新しい高流量ノズルの組み合わせにより、MK4Sは前モデルよりも高速にプリントできるようになり、インプットシェーパーとプレッシャーアドバンステクノロジーのネイティブ実装により、市場で最も高速なプリンタと肩を並べることができています。 

私たちは、ベンチマークボートのスピードレースファンではありません。きちんとしたルールに従ったベンチーは、わずか14分で仕上げられます（そしてそれは素晴らしいように見えます）。そして私たちが特別にチューニングした、レース用のクレイジーなベンチーであれば、8分で仕上げることができます。

しかしながら、プリントがうまくいかなかったり耐久性が期待したものと違ったりして、結局もう一度プリントし直さなければならないのであれば、それは理論上で速くプリントできるプリンタでしかなく、実際の世界で役立つものと言えるでしょうか。私たちのプリンタでは、プリント時間を多少犠牲にしても、常に最高のクオリティであることを目指します。見栄えの良いプリントのために数分多く待つことは、それだけの価値があるのです。とはいえ、お急ぎの場合は、最高のスピードを実現する2つの新しいラピッドプロトタイピング・プロファイルをご用意しています。 

Prusaアプリ – 機能性を重視したシンプルでクリーンなUI

MK4Sのリリースに伴い、新しい（そして完全オプションの）AndroidおよびiOSネイティブアプリも発表します。ご心配なく、MK4Sだけでなく、Prusa Connect対応プリンタならどれでも使えます。いまや誰もがスマートフォンを通じてアプリを操作しています、もちろん時代はその流れにあります。しかし、時にはシステムが極端になり、多くのデバイスがアプリなしで適切に設定することさえできなくなりつつあります。さらに、そのアプリが自分のスマートフォンと互換性がない場合はどうするのか？こういう事態にはほとほと困り果ててしまうし、私たちが目指しているものがこのような世界ではないことは言うまでもありません。Prusaアプリは、クリーンでシンプルなデザインです。すべてのプリンタの概要、実行中のタスク、プリントの開始、一時停止、停止をどこからでも確認できます。また、プッシュ通知を受け取ることもできます。全体として、プリントのリモート管理には便利な機能が揃っています。しかし、もうひとつ、多くの方にとって非常に便利になると思われる機能があります。アプリからは直接Printablesにアクセスすることができ、プロジェクトにプリント可能なファイルが含まれている場合、スライサーを使用することなく、プリントボタンをタップするだけですぐにプリントを開始することができます。 

このアプリでは、電子機器のカバーにNFCをタップするだけで、簡単にWi-Fiを設定することもできます。また、PrusaSlicerからPrusa Connectまで、私たちが行うすべてのことと同じように、便利な新機能を随時追加していきます。近い将来、以下のものを追加する予定です：

• カメラサポート
• より詳細な通知設定
• Printablesとのダイレクト連携
• ウィジェット実装
• …など

あくまでアプリはオプションですので、スマートな機能よりもシンプルな運用を好むのであれば、MK4Sはオフライン・モードでも先代モデルと同様に機能するのでご安心ください。 

メイカーズ向けアクセサリー

オープンソースのファームウェア、プリント可能なプラスチックパーツなど、私たちのプリンタは、ユーザーによる改造、微調整、ハックに対して非常にオープンです。そして、私たちはそれをさらに一歩進めたいと考えています。そのため、上級ユーザー向けにGPIO「ハッカーボード」というオプション・アクセサリーをご用意しました。この小さな電子ボードはメインボードに直接接続され、Gコードコマンドを使ってコントロールすることができます。例えば、LEDストリップをハンダ付けし、プリント終了時に特定の色で点滅させることができる。また、リモートカメラトリガーを設定したり、フィルター機能のコントロール、独自のプリント工場を設計することもできます。可能性はほぼ無限であり、あなたがどんなクレイジーなアイデアを思いつくか、私たちは待ちきれません！ 

GPIOハッカーボードは予約受付中で、あと数週間で出荷を開始する予定です。もう1つのアクセサリーは、プリンタ改造者向けのオプションの加速度センサーです。当社のプリンタは、工場出荷時に最適化されたインプットシェイパー値で設定済みです。しかし、プリンタに大きな変更を加える場合（例えば、ネクストルーダーにMODを取り付けるなど）、これらの値を再較正する必要があるかもしれません。そのような機会のために、オプションの加速度計アクセサリを発売しますので、プリンタを校正することができます。言うまでもなく、純正のMK4Sではその差はごくわずかです。加速度計は現在、弊社ショップでお求めいただけます。

プリント品質の向上

どのメーカーも、自社のプリンタは最高品質のプリントを提供すると謳っていますが、実際にはどういうことなのでしょうか？私たちが最高のプリント品質を目指すと言うとき、それは次のような領域について話しています： 

• 寸法の正確性
• オーバーハングのクオリティ
• 堅牢さと速さの両立
• 美しくスムースな見た目
• 色の安定性

そのほとんどは自明なので、そのうちの2つに焦点を当てたいと思います。オーバーハングのクオリティが大幅に改善されたことはすでに説明したので、寸法精度と耐久性を見てみましょう。 

寸法の正確性

寸法精度に関しては、十分に議論されていないように感じます。というのも、さまざまなイベントや展示会で、他のプリンタで試作品を速くプリントしても、精度や再現性を求めると結局はいつもPrusaの機械にたどり着く、とよく言われるからです。既存のオブジェクトにフィットするパーツを設計したり、ネジの穴が完全に一致することを確認したりする場合、寸法精度の高い3Dプリントオブジェクトが必要になります。私たちのファームウェアとプリントプロファイルは、プリント品質を最大化するために調整されており、その証拠もあります。） 私たちは、様々な機械からプリントされたモデルをオリジナルの3Dモデルと比較して測定しました。また、様々な手法で比較しました。下の写真は、最先端の工業用CTスキャナーであるZeiss Metrotom 1500で測定したものです。 

左は標準的なMK4Sの3Dプリント、右は競合プリンタのプリントです。色が緑から逸脱すればするほど（赤または青紫に向かうほど）、プリントの精度が低下することを示します。測定は、プラハのCTU機械工学部機械加工技術・設計・計測研究所によって行われました。カールツァイスのMetrotom 1500コンピュータ断層計を使用して、治具をSTLモデルと比較しました。別のテストは、高精度マルチセンサー測定システム、キーエンス LM-X-100TLで行われ、寸法の一致度が示されました。 

私たちがこの実験実証を選択したのは、プリントモデルの公差テストが現実を反映していないからです。モデル全体が3Dプリントされている場合、公差は実際、管理された公差テストの範囲内で動きを許容するかもしれません。他の部品（ネジ、ナット）を正確な寸法で取り付ける必要がある場合、追加工が必要であるなど、現実の運用は大きく異なる可能性があります。私たちは、さまざまな展示会やイベントで、多くのユーザーから、他のマシンで仕事をした後に私たちのプリンタに戻ってきたという話を頻繁に聞きます。

丈夫で耐久性のあるプリントオブジェクト

360°冷却システムと新しい高流量ノズルの組み合わせにより、MK4Sは非常に耐久性のある頑丈なプリントオブジェクトを実現します。しかし、冷却の総パワーだけでなく、最も効果的な流量管理も重要です。極端に強力なファンは、過冷却効果を生み出し、レイヤーの密着不良を引き起こす傾向があります。ほとんどの場合、MK4Sのプリントファンは最高速度に近いスピードで動作することはありませんが、空気の分配が大きな違いを生み出します（繰り返しますが、これがブランケットファンを使用していない理由です）。 

高流量ノズルによって、フィラメントが適切に溶融され、最高の接着性を実現します。プリントプロファイルも調整しました。SPEEDプロファイルは、より速いプロトタイピングのために最適化されましたが、STRUCTURALプロファイルは、プリントの耐久性をさらに高めるために、あえてこれまでと同じスピードにしました。そのため、私たちのプロファイルは、スピードに関しては少し控えめかもしれませんが、ワークショップ用にデザインしたブラケットやホルダーが、しばらく経ってもバラバラにならないことは確かです。

組み立て済と組み立てキットの存在

MK4Sは完全に組み立てられた「プラグ・アンド・プリント」バージョンとして入手可能です。これはプリンタを箱から取り出し、フィラメントをスプールホルダーにセットし、自動化されたセルフテストを完了するだけでOKです。15分もかかりません。ハンドブック、アカデミーコース、チュートリアル、ガイド、ヒント、トリックなど、3Dプリントを最短時間で始められるよう様々な情報を用意しています。さらに、素晴らしいコミュニティがあり、有名な24時間365日の技術サポートがライブチャットで利用できます。さらに、当社のプリンタの設計により、最高のSTEMプロジェクトの1つである「組み立てキット」も提供しています。プリンタ全体を自分で組み立てることも、お子さんや祖父母と一緒に組み立てることもできます！ドライバーと少しの時間があれば、MK4Sを組み立て、その過程で3Dプリンタとその仕組みのすべてを学ぶことができます。とても楽しく、この組み立てキットは今でも最も人気のある商品です。

MK4がグリーンガード認証を取得

最後に、オープンフレームプリンタから発生する 「煙 」に関する安全性に関して、ネット界隈でかなり反響があったことについて触れておきます。Prusament PLAとPrusament PETGを搭載したオリジナルPrusa MK4は、UL2904テストに合格し、市場で最初で唯一のデスクトップ3Dプリンタとして、有名なGreenguard認証を受けました。そして、MK4Sもまもなく認証される予定です。 

PSA2🚨 今日は3Dプリンティングの安全性について語る絶好の日です🤓 もう１つの報告は、オープンフレームプリンタからの「煙」です。TLDR：安全である可能性があり、私は証明書を持っています。これらは基本的に2つのもの、つまり粒子と化学物質の排出についてです。これらは2つの… pic.twitter.com/udulYQyh1S

— Josef Prusa (@josefprusa) August 4, 2024

説明すると、「煙（ヒューム）」は基本的に2つのもの、つまり粒子と化学的排出物です。そしてその性質は、フィラメントの組成とプリンタ自体に影響されます。言い換えれば、PLAと表示されている素材であっても、他のブランドのPLAと比較すると、非常に異なる成分が含まれている可能性があります。これが、3Dプリンタと素材の特定の組み合わせをテストした理由です。プリンタに関しては、フィラメントを加熱する温度と時間が重要です。流量を増やすために材料を加熱しすぎると、安全なプリント環境ではなくなる可能性があります。CHTノズルは、オーバーヒートすることなく流量を増加させ、より良いパフォーマンスを発揮するようです。いずれにせよ、絶対的な確信を得るには、テストを行うしかありません。3Dプリンタから放出される粒子や化学物質の試験と組み立てのための標準方法（Standard Method for Testing and Assembling Particle and Chemical Emissions from 3D Printers）に、私たちは見事に合格しました。ULのウェブサイトでいつでも確認できます。  

出荷開始！

MK4Sでは、実績のある象徴的なプリンタのデザインをさらに発展させています。この14ヶ月の間に、多くの改良を加えました。タッチスクリーンを使って、ワイヤレスセットアップを含め、プリンタ周辺のあらゆる設定がこれまで以上に簡単になりました。プリンタがWi-Fiネットワークをスキャンし、画面上のキーボードからパスワードを入力できるようになりました。新しいコールドプルウィザードがプリンタに直接表示されます。フィラメントのスタック検出、ユーザーインターフェースの設定、プルーサコネクトの統合など…全部を挙げるときりがありません！ 

さらに、7ヶ国語による24時間365日の優れたテクニカルサポート、驚異的な信頼性、簡単なメンテナンス、接着パーツの不使用、アップグレード可能性、定期的なファームウェアアップデート、長期サポート、サードパーティサポート（フィラメント、MOD）、豊富なアクセサリなど、当社のプリンターが高く評価された機能もご利用いただけます。アクセサリーといえば、高度なマテリアルには、Original Prusa Enclosureがあり、同時に最大5色でプリントしたい場合は、MMU3があります。MMU3は、無駄を最小限に抑えた、最も効率的なシングルノズルのマルチマテリアルソリューションです。組み立て済みのMK4Sと一緒にプリントできるため、もう組み立てる必要はありません。 

MK4Sは現在、組み立て済プリンタとして（組み立て済MMU3とのバンドルもあります）、また、プリンタ組み立てキットとして入手可能です。アップグレードキット（MK4->MK4Sなど）は今後数週間のうちに発売される予定です。

Happy printing!