5月に、オープンソースの混色モデルPrusa ColorMixを公開しました。コミュニティプロジェクトFull Spectrumをベースにしたもので、その際に専用のフ
私たちは、ボタンをクリックするだけで、より手軽に、より高精度な造形ができるよう、プリンターの改良に力を注いできました。ハードウェアとファームウェアを磨き上げ、設定の手間や、プリント中に付きっきりで様子を見る必要を減らしてきたのです。そして今日、3Dプリントを支えるもう一方の要素、モデルのプリント準備に使うソフトウェアでも、大きな一歩を踏み出します。 本日、PrusaSlicer 3.0初の公開プレビュー版をリリースします。今回は、とびきり大きなリリースです。PrusaSlicer史上最大のアップグレードとなります。ユーザーである皆さんが本当に必要としているものを出発点に、従来のユーザーインターフェースをすべて取り払い、ゼロから書き直しました。新しいプロジェクトシステム、最新のマルチツールプリンターを前提に全面刷新したプロファイル、改善された3Dシーンの描画、大幅なパフォーマンス向上、安全なプラグインシステムなど、数多くの変更を盛り込んでいます。 史上最大のアップデートと呼ぶ理由は、特定の機能があるからでも、単に機能の数が多いからでもありません。今後のアップデートに向けて、大きな可能性を切り開くものだからです。そして、これ以上ふさわしいタイミングはありません。2011年9月1日にSlic3rで最初のコミットが行われてから、ちょうど15年となる日に、この初の公開プレビュー版をリリースします。 PrusaSlicerのこれほど大きな部分を、なぜ、どのように書き直したのか。お伝えしたいことはたくさんあります。でも、まずは実際に何ができるようになったのかから見ていきましょう。そのほうが、3.0の変化の大きさを実感していただけるはずです。 PrusaSlicer 3.0.0-previewのダウンロードはこちら プリント作業全体を、ひとつのプロジェクトに PrusaSlicer 2.9.0で複数ベッドへの対応を導入しましたが、その時点では意図的に最小限の実装にとどめていました。PrusaSlicer 3では、ベッドがプロジェクトを構成する本格的な要素になっています。 つまり、ベッドごとに独立した設定を持たせられるようになったということです。ひとつのプロジェクトで複数のベッドを準備し、それぞれ個別にスライスしたり、異なるプロファイルを使ったりできます。さらに、同じプロジェクト内で、さまざまなプリンターを混在させることも可能です。 ひとつのウィンドウで、MK4S用とXL用のプリントを並べて準備できます。モデルはドラッグ操作でプリンター間を簡単に移動でき、2.9.xにあった最大9ベッドの制限もなくなりました。スライス時には、複数のベッドが並列処理されます。 これは大幅な時間短縮と使い勝手の向上につながります。3Dプリンターを1台しか持っていなくても、材料や設定ごとにベッドを作成し、プロジェクト全体をひとつのファイルで管理できます。 ひとつのウィンドウで複数のプロジェクトを開く ひとつのPrusaSlicerで、複数のプロジェクトをそれぞれ別のタブとして開くこともできます。開いているダイアログ、使用中のツール、選択状態などは、プロジェクトごとに独立して保持されます。別のプロジェクトに影響することはありません。 PrusaSlicerを同時に6つも起動していた日々とは、もうお別れです。 さらに、開いているプロジェクトがローカルに継続的にバックアップされるようになりました。アプリケーションがクラッシュしても、作業を復元できます。バックアップは、PrusaSlicerのデータディレクトリ内にあるbackup_projectsフォルダーに保存されます。 最新のプリンターに合わせたプロファイルシステム この変更により、PrusaSlicerが長年抱えていた課題のひとつが解消され、特に要望の多かった機能も実現できるようになります。 Prusa XLのようなプリンターでは、ツールごとに異なるノズルを装着できます。あるツールには細かなディテールを表現するための0.25 mmノズル、別のツールには普段のプリント用の0.4 mmノズル、さらに別のツールには大型で強度の高いパーツを作るための0.6 mmノズルを装着する、といった構成です。これらはすべて、取り付けたまま、いつでも使える状態にできます。 従来のプロファイルシステムでは、このようなプリンターの構成を十分に表現できませんでした。PrusaSlicerが生まれた当時、マルチツールによるプリントは、実用化された手法というより、まだ構想の段階だったのです。その後に登場した機能は、すべて元の構造に直接組み込まなければなりませんでした。そのため、先ほどの構成でも、3つの独立したプリンタープロファイルが必要になることがよくありました。そして、使いたいツールに応じてプロファイルを切り替える必要がありました。動作はしましたが、扱いにくい仕組みでした。ひとつのプリントで異なるノズルを組み合わせる高度な設定となると、扱いにくいだけでなく、設定自体も難しかったのです。 今回、プリントプロファイルシステム全体を階層構造に改め、最新のマルチツールプリンターを中心に据えて設計しました。これにより、固定された設定の組み合わせに無理やり当てはめるのではなく、実際にお使いのハードウェア構成をPrusaSlicer上で表現できます。プリントに使うノズルも、選択ボックスからツールを選ぶだけで指定できます。ツールごとにまったく異なるプリントプロファイルやプリンタープロファイルを割り当て、必要に応じて組み合わせることも可能です。 プリセットの更新機能も書き直しました。「Preset Sources & Updates」では、オンラインとローカルの両方のプリセットソースをひとつの画面で管理できるようになり、プロファイルシステム全体の柔軟性が大きく向上しています。 プロファイルのファイル形式も.iniから.yamlへ移行し、データ構造全体を刷新しました。PrusaSlicer 2.xで作成した従来の3MFプロジェクトも正しく読み込めます。設定は自動で変換され、適切なシステムプロファイルに対応付けられます。 これらの変更に伴い、PrusaSlicerの操作方法そのものを見直す必要もありました。プロジェクト、ベッド、プリンター、プロファイルの自由度が大きく高まるなか、従来のインターフェースは、私たちが次に実現したいことに対応できる設計ではありませんでした。そこで、ユーザーである皆さんが本当に必要としているものと、これからの3Dプリントに求められる新しいワークフローを出発点に、ユーザーインターフェースをすべて取り払い、ゼロから書き直しました。 必要なものを、必要な場所に アプリケーションを起動して、まず気付くのは、UIが完全に新しくなったことです。「ボタンをいくつか移動して、角を丸くした」という意味での刷新ではありません。2026年の今、ユーザーが実際にスライサーをどう使っているのかをじっくり見つめ直し、全体を設計し直しました。 UIの変更には、いつも賛否がつきものです。しかし、従来のレイアウトは古さが目立つようになっていました。熟練ユーザーでさえ探し回らなければならない場所に機能が隠れていたり、初めて使う人にはとっつきにくかったり、新機能を実装しにくかったりしたのです。 それでは、新しいUIを見ていきましょう! 新しいレイアウトでは、上部にツール、左側にシーンブラウザー、右側に操作状況に応じて内容が変わるパネルを配置しています。多くの機能は、おなじみの位置から大きくは変わっていません。ただし、すべてが同じ場所にあるわけではないので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。特に、従来のPrusaSlicerの操作が体に染み付いている方は、そう感じるでしょう。でも、ご安心ください。キーボードショートカットは、ほとんどそのままです。 右側のパネルは、操作状況に完全に連動するようになりました。ペイントツールを使っているときに必要なのは、ペイントに関する設定であって、現在のインフィル率ではありません。ベッドを選択するとプロファイル設定が、オブジェクトを選択するとそのオブジェクト固有のオプションが、ツールを使用するとそのツールの操作項目が表示されます。 シーンブラウザーは専用の折りたたみ式パネルになり、ビューポートを圧迫しません。G-codeプレビューには、手早く確認するための基本表示と、詳しく分析するためのインスペクションモードを用意しました。 カメラ操作用のビューキューブを追加し、標準のダークテーマに加えてライトモードも用意しました。ビューポート内の視点操作がより滑らかになり、ベッドを選択すると、カメラが自動的にそのベッドを中心に捉えます。 使い慣れたマウス操作方式を選ぶこともできます。PrusaSlicerには、Tinkercad、Blender、SolidWorks、Fusionに合わせた操作方式が用意されています。 UIについて、あまり細かく説明しても仕方がないかもしれません。何より、直感的に使えて、マニュアルを必要としないものであるべきだからです。ぜひ試して、感想をお聞かせください。大きな変更も含めて、私たちは引き続き柔軟に検討していきます。後になって「これが当たり前で自然だ」と感じられる形にたどり着くには、何度も試行錯誤が必要なものです。 見やすく、軽快に操作できる3Dビューポート 3Dビューポートも大幅に改良しました。影、反射、アンビエントオクルージョンなど、より高度なOpenGLレンダリングを採用し、3Dシーンを実物に近い見た目にするとともに、オブジェクトがベッド上にどのように配置されているかを、より分かりやすくしています。これらはすべて環境設定で調整でき、従来の見た目が好みの場合や、GPUの性能が限られる場合は、まとめて無効にすることもできます。 プレビューでは、これまでよりもはるかに複雑な形状まで、軽快に表示できるようになりました。シーンが非常に複雑な場合は、視点を回転させている間だけツールパスを非表示にし、カメラが止まった時点で描画します。負荷の高いプリントでも視点を滑らかに操作でき、必要なときにはすぐにすべての詳細を確認できます。 よく使う設定を、右側のパネルに これは、PrusaSlicer 3.0の「小さく見えて、効果は大きい」変更のなかでも、私のお気に入りのひとつです。個々の設定をお気に入りに登録できるようになりました。登録した設定は右側のパネルに直接表示され、すぐにアクセスできます。 毎回すべての設定ページを開く代わりに、普段使う操作項目だけを集めた、自分専用の小さな設定パネルを作れるというわけです。上級ユーザーは引き続きすべての設定にアクセスできますが、多くの方にとって、普段の作業がずっと速く、すっきりしたものになるはずです。正直なところ、私もお気に入りの設定をひと通り登録してからは、プリント設定全体を開くことがほとんどなくなりました。開くときも、内蔵の検索機能からアクセスしています。 安全なプラグインと、コミュニティのプラグインマーケットプレイス! PrusaSlicerは、これまでもずっとオープンソースでした。つまり、誰でもフォークして機能を追加できます。実際に、多くの個人や企業がそうしてきました。OrcaSlicer、SuperSlicer、BambuStudioなども、そのようにして生まれました。しかし、フォークには相応のコストが伴います。高度なスキルを持ち、多大な労力を注ぐ意欲のある人が必要です。思い付いた便利な機能をひとつ追加するためだけに、プロジェクト全体をフォークして独自版をコンパイルしようとする人は、そう多くありません。そして、実際にそうしたとしても、ほとんどのフォークはしばらくすると開発が止まり、更新されなくなってしまいます。 さらに、フォーク同士の違いが広がり、同じ機能が別々に実装され、改善が元のプロジェクトに還元されず、進歩が遅くなります。必ずしもそれが悪いというわけではありません。現代のスライサーのように複雑なソフトウェアを、別バージョンとして維持していく現実が、そういうものなのです。 プラグインは、この状況を変えます。PrusaSlicer 3.0では、コミュニティがスライサーをフォークすることなく、私たちがプルリクエストをマージするのを待つこともなく、機能を拡張できます。プラグインとして実装すればよいのです。 独自のキャリブレーション用モデル、QRコード生成、モデルの自動方向調整、独自のインフィルなど、可能性を決めるのは皆さんの想像力です。まあ、現在のAPIでできる範囲という制約もありますが。🙂 まず、プラグインが特に役立つ分野として、キャリブレーション用のプリントに着目しました。PrusaSlicer 3.0には、パラメーターを指定して生成できる2種類のキャリブレーション用モデル、フロータワーと温度タワーが付属しています。作りたいモデルを選び、ダイアログでパラメーターを入力して確定すると、オブジェクトと設定を含むプロジェクトが生成されます。その後は、ほかのプロジェクトと同じように保存したり、スライスしたりできます。このダイアログと「プロジェクト生成」のロジック全体は、PrusaSlicer本体のソースコードに組み込まれているのではなく、Luaプラグインとして本体と一緒に配布されています。 3.0での実装は、意図的にまだ基本的なものにとどめています。まずは皆さんに使っていただき、どのようなものが作られるかを見たうえで、次にどの方向へ発展させるべきかを決めたいと考えています。内部の仕組みに興味のある方に向けて、技術的なポイントもいくつかご紹介します。 PrusaSlicer 3.0のプラグインの仕組み アプリケーションはプラグインフォルダーを読み取り、メニュー項目を動的に生成します。プラグインが入力項目を定義し、それに応じてPrusaSlicerがパラメーター入力ダイアログを組み立て、実行時に入力値をプラグインへ渡します。プラグインは、定義されたAPIを使ってPrusaSlicerとやり取りします。 今後の発展に向けた構想はありますが、現時点では皆さんの意見を聞くために、あえて最小限の実装を公開しています。ただし、いくつか注意点があります。 Lua...
この夏、私たちは3Dプリンターのラインアップ全体を刷新します。新しいPrusa XL+、CORE One+ (Gen 2)、そしてCORE One L+では、よりクリーンなプリント開始、さらに美しい表面品質、より簡単な操作を実現し、ユーザーやコミュニティから寄せられたフィードバックに基づく改善を取り入れています。 Prusaのプリンターは、時間とともに進化し続けます! 私たちがどのようにプリンターを開発しているかについて、ひとつ知っておいてほしいことがあります。新しい製品を開発したからといって、正常に動いているマシンを買い替えてほしいとは考えていません。一般的なテクノロジーの多くは、時間とともに時代遅れになります。しかし、Prusaのプリンターは進化し続けます。🙂 その大きな部分を担っているのがアップデートです。ファームウェアによって新しい機能が追加され、プリントプロファイルは細かく調整され、PrusaSlicerも進化を続けます。プリンターを購入したのが先月でも数年前でも、こうしたすべての改善を受け取り、新しい機能を使えるようになります。私たちのエコシステムが前進するのと同時に、皆さんのマシンも進化していくのです。そして、新しいハードウェアが必要になったときは、アップグレードの出番です! ドライバーセットを取り出して、長年使ってきたマシンへ、手頃な価格でまったく新しい能力を追加できます。古いオープンフレーム型プリンターに新しい電子部品を搭載し、次に新しいエクストルーダーを追加し、最終的には完全密閉型のCORE One+へ丸ごとコンバートすることさえできます。PCのパーツを交換してアップグレードするのと同じです。 今回も、まさに同じことが起きています。2026年に刷新されたCORE One+ (Gen 2)、CORE One L+、XL+には、現在のすべてのオーナー向けにアップグレード方法が用意されています。 だからこそ、同じPrusaがNASAのエンジニアの机に置かれ、誰かにとって初めての技術プロジェクトとしてクリスマスツリーの下に並び、忙しい大学の研究室で毎日稼働し、宇宙へ送られる部品や重要インフラ向けの部品をプリントできるのです。Prusaのプリンターは、一般的なテクノロジーのようには古くなりません。さらに、ラインアップ全体が、テクノロジー、ソフトウェア、PrusaSlicer、長期サポートという同じプラットフォームを共有しています。そのため、あるPrusaで身につけた知識は、ほかのどのPrusaでも活用できます。 私たちは、Prusaは投資であるとよく話しています。今回のアップデートは、その理由を示す好例です。一度ハードウェアを購入すれば、アップグレードが登場するたびに、それを導入するという選択肢が得られます。 ユーザー体験を向上し、プリント品質もさらに改善 それでは、実際のアップグレード内容を紹介しましょう。今回の刷新では、日常的な使い勝手に重点を置きながら、プリント品質をさらに一段高める方法も追求しました。 もちろん、すべての改善がプリンターの能力を根本から変える必要はありません。実際には、さまざまな煩わしさや待ち時間を取り除く小さな変更が、大きな違いを生むことも少なくありません。今回の改善のもうひとつの重点は、まさにそこにあります。プリント前の準備を短縮し、よりクリーンな結果を得て、キャリブレーションや調整の回数を減らすことが主な目的です。待つ時間を減らし、プリントする時間と完成したモデルを楽しむ時間を増やすことを目指しています。 開発中には、コミュニティから寄せられた多くのフィードバックを確認しました。分かりやすい例を挙げると、特に多かった要望のひとつがノズルワイパーで、今回、3機種すべてに搭載されました。私たちは、あえて標準的で広く流通しているノズルワイパーを採用しました。これはいずれ摩耗する消耗品であるため、交換品を簡単に入手できることが重要です。当社から購入することも、地域の3Dプリントショップから購入することも、そのほかの便利な場所で入手することもできます。 Prusa XLを最新世代へアップグレード XLをXL+へアップグレードします。これは、かなり大規模な改善です。XLは引き続き、市場で最大かつ最も高機能なツールチェンジャーであり、360×360×360mmという巨大な造形サイズを備えています。これはCORE One+の3倍、CORE One...
5カ月前、私たちはCORE OneのCADファイルをOpen Community Licenseの下で公開しました。それ以来、OCLを採用したプロジェクトが数千件公開され、現在ではカリフォルニア大学バークレー校やMITの研究グループにも利用されています。また、OCLの下でプロジェクトや研究成果を公開したいと考えているクリエイター、企業、法律関係者、大学などから、多くのフィードバックが寄せられました。 本日、皆さんから提案された改善点を取り入れたOCLバージョン1.1を公開します。新しいライセンスはGitHubですでに公開されており、Printablesでもプロジェクトのライセンスとして選択できます。ここからは、今回の変更点をすべて紹介します。 要点:v1.1の新機能 モジュール式プラグインシステム:クレジット表記、売上基準、研究開発用途の制限など、追加条件を組み合わせてライセンスをカスタマイズ可能 より厳格なコピーレフト:派生物はOCLの下で公開する必要があり、ライセンスの分散を防止 コアライセンスの改善:事業利用の権利を拡大し、対象となる知的財産の範囲を明確化。既存法令を尊重することも明記 新しい適切な利用例:各プラグインの利用例や、複数のプラグインを組み合わせる場合の事例を追加 プラグインシステム これはv1.1における最大の変更点であり、私たちが最も期待している機能でもあります。 これまでの問題は、クリエイターによって必要とする条件が異なることでした。Printablesでファンダクトを共有するホビーユーザーと、長年にわたる研究成果を公開する大学では、重視する点が異なります。また、商用CADファイルを公開する企業にも、別のニーズがあります。OCL v1.0は、すべての利用者に同じ条件を適用する仕組みでした。v1.1では、コアライセンスを短く保ちながら、必要なプラグインを追加できるようになりました。コアライセンスは、これまでどおり1ページに収まります。 本日、4つのプラグインを公開します。 一般クレジット表記(GAtt v1) 誰かがあなたの作品の派生物を共有する場合、その人はあなたの名前をクレジットとして記載しなければなりません。基本的なルールはそれだけです。また、頻繁に寄せられた次の疑問にも対応しました。「パッケージもない、4cmのプラスチック製ブラケットに、どうやってクレジットを表示すればよいのか?」というものです。答えは、取り付けタグ、カード、QRコードなどです。最新のGAttでは、物理的な製品における制約を考慮し、具体的な方法を案内しています。 クレジット表記の連鎖が長くなった場合はどうなるのでしょうか?この点については、私たちの内部でも議論しました。あなたのデザインが、誰かによるリミックスをさらに別の人が改変したものをベースにしている場合、誰をクレジットすべきでしょうか? GAttでは、実用的な最低条件を定めています。少なくとも、オリジナルの作者と、自分の作品が直接ベースとしている直前の派生物の作者をクレジットする必要があります。派生の過程に関わった全員をクレジットすることが推奨されますが、最低条件を限定することで、管理可能な仕組みにしています。 ソフトウェア向けクレジット表記(SWAtt v1) GAttと同様の仕組みですが、ソフトウェア専用です。ユーザーインターフェース上とソースコード内の両方に、確認できる形でクレジットを表示する必要があります。 小規模事業者(Micro v1) 売上基準を設定するプラグインです。関連会社を含む直近12カ月間の年間総売上高が100万ユーロ未満の場合、別途事業利用ライセンスを取得することなく、ライセンス対象物を社内の事業目的で使用できます。 具体的な例をいくつか紹介します。 Printablesで副収入を得ている個人デザイナー:追加ライセンスは不要 年間売上60万ユーロのスタートアップ:対象範囲内。そのまま開発を続けられます 売上5000万ユーロの企業グループに属する子会社:親会社の売上も算入されます。関連会社の売上は合算されるため、オリジナルの作者から事業利用ライセンスを取得する必要があります これは、小規模事業者が事業を立ち上げる段階で過度な負担を負わないように設計されています。ライセンスについて個別に話し合うことが妥当と考えられる事業規模に達した時点で、売上基準が適用されます。 研究開発(RnD v1) 事業利用を研究開発目的に限定するプラグインです。このプラグインは、特に大学からの要望を受けて追加されました。ライセンス対象となる知的財産をもとに、実験、試作、自社独自の製品開発を行えます。ただし、製造には別途契約が必要です。オープンな設計から学びたいものの、そのコピーを大量生産することまでは認めたくない組織に適しています。 プラグインを組み合わせる仕組み プラグインの条件は累積的に適用されます。ライセンサーが「OCL...
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2022年にPA11 Carbon Fiberを発売した当時、純粋なポリアミドのような材料を安定して扱えるほど強力な加熱性能を備えた密閉型3Dプリンターは、当社のライ
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高速なプリンターは素晴らしいものですが、適切な素材を組み合わせた高速プリンターはさらに優れています。そして、あらゆる課題を単独で解決できるわけではないものの、大型の試
この記事では、3Dプリントしたエアブラシ用ステンシルの活用例をいくつか紹介します。さまざまなマスクや塗装用シールドを使い、モデルの表面に多彩な形状を塗装する方法です。
スマートホーム愛好家として、私はスマート照明を日常的に活用しています。しかし、家中の各部屋に照明コントローラーを設置しようとすると、場所によっては複数台必要になり、コ